
水虫と聞くと、まず思い浮かぶのは「塗り薬」ではないでしょうか?しかし実は、内服薬でも水虫の症状を改善することができます。中には市販薬や漢方薬を活用して症状を抑えたという人もいます。今回は、私自身の実体験を交えながら、水虫を内服薬で治す方法を詳しくご紹介します。
目次
水虫は実は「カビ」の一種が原因
白癬菌という真菌が原因
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種によって引き起こされます。この菌は湿った場所を好むため、足の指の間や足裏などに繁殖しやすいのです。
なぜ治りにくいのか?
水虫が治りにくい理由の一つは、角質層の奥に菌が入り込んでしまうからです。塗り薬だけでは届きにくい場所に菌が潜んでおり、症状が一時的に収まっても再発することがあります。
水虫の治療には「内服薬」という選択肢もある
内服薬のメリット
水虫に対する内服薬の最大のメリットは、体の内側から作用する点です。塗り薬では届きにくい場所にも有効成分が届くため、根本的な治療が期待できます。
代表的な内服薬
皮膚科で処方される主な内服薬には以下のようなものがあります:
- イトラコナゾール(イトリゾール)
- テルビナフィン(ラミシール)
これらは抗真菌薬と呼ばれ、白癬菌の増殖を抑える働きがあります。
【実体験】漢方薬「十味敗毒湯」で痒みと腫れが軽減した話
水虫に悩んでいた私が試した漢方薬
私自身、水虫によるかゆみ・赤み・ジュクジュク感に長年悩んでいました。塗り薬は一時的に効いても、少し油断すると再発。そんな時にドラックストアで出会ったのが十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という漢方薬です。
十味敗毒湯の効果
十味敗毒湯は、もともと皮膚の炎症を鎮める目的で使われることの多い漢方です。使用して数日で、以下のような変化を感じました:
- 強い痒みが和らいだ
- 足の腫れが引いてきた
- 水虫が広がりにくくなった
もちろん、十味敗毒湯自体は抗真菌薬ではないため、水虫を根本的に殺菌する作用はありません。しかし、皮膚の状態が整ったことで、再発しにくい環境ができたと感じています。
十味敗毒湯を使用する際の注意点
医師や薬剤師に相談を
漢方薬だからといって、すべての人に安全とは限りません。持病がある方や他の薬を飲んでいる方は、必ず医師や薬剤師に相談してから使用しましょう。
長期的な視点で使う
漢方薬は即効性があるものではありません。継続的に服用することで体質改善を図るのが基本です。私も約1ヶ月ほど服用を続けたことで効果を実感しました。
内服薬+塗り薬+生活習慣の見直しが理想
トリプルアプローチで水虫を撃退
水虫を本気で治したいなら、以下の3つを組み合わせるのがおすすめです:
- 内服薬:菌を体内から攻撃
- 塗り薬:症状のある部位に直接アプローチ
- 生活習慣改善:足を清潔に保ち、湿気を防ぐ
これらを並行して行うことで、再発リスクの少ない健康な皮膚状態を目指すことができます。
まとめ:内服薬や漢方も選択肢に
水虫治療といえば塗り薬というイメージがありますが、内服薬や漢方薬を上手に組み合わせることでより効果的な治療が可能です。私自身、十味敗毒湯によって症状の緩和を実感したことで、体の内側から治すアプローチの大切さを痛感しました。
水虫に悩んでいる方は、ぜひ一度「内服薬+漢方薬」という裏ワザ的な治療法も検討してみてください。